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普通の老眼鏡を遠近両用に
鼻メガネ研究会
鼻メガネに適したフレーム
鼻メガネには、それに適したフレームの条件があります。
(1)軽いこと
レンズを入れた重さが20gを超えますと、鼻メガネにすると鼻の鼻梁や横のあたりが、重量感やうっとおしさを感じます。
鼻メガネを軽く作るためには、次の2つのことが求められます。
フレームの玉型サイズが小さめであること。
近くを見るためのメガネは、さほど広い視野を必要としません。
同じ度数なら小さい玉型ほうがメガネを軽くすることが出来ます。
鼻メガネ研究会のオリジナルフレームは、玉型サイズ40o台前半と小さめです。
フレームの太さや素材
フレームは、太くないチタン製であれば、軽くてすみます。
(2)フロントリムの上辺が太くないこと
フロントリムの上辺が太いと、遠方と手元を交互に見るときに、じゃまなものです。
フロントリムの上辺は、なるべく細くて存在感の少ないものがよいのです。
鼻メガネ研究会のオリジナルフレームは、どれもフロントリムの上辺は細いです。
(3)パッド付よりも、一山ブリッジが望ましい
普通のパッド付のメガネをやや下にずらした場合、鼻の両中央部よりも下にパッドが当たるので、うっとおしく感じることが多いです。
一山ブリッジであれば、鼻梁の上方よりも下がったところにブリッジが乗ったとしても違和感が少ないです。
鼻メガネ研究会のオリジナルフレームは、すべて一山ブリッジになっています。
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『眼鏡処方の実際処方』
岡本隆博著
本会会員が運営する「日本眼鏡教育研究所」が全国の眼鏡技術者向けに書き下ろした技術教本。