京都府城陽市・服部メガネ様 服部裕之様 |
2014.10.20 岡本隆博 |
自店で処方調製したメガネをお渡しして 2、3日あとで、見えかたの苦情が 電話で来たとします。 そういう場合、普通のメガネ店なら 「とりあえずおこしください。 もう一度調べてみます」 と言うはずです。 店へ来てもらって、その原因が、装用状態にあるのか、 レンズのカーブなどのせいなのか、 それとも度数がよくないのか、 あるいは、それらの複合によるのか…… ということを調べるわけです。 ところが、貴殿が掲出しておられるネットサイト http://web1.kcn.jp/hattorimegane/service.html (2014.10.20現在) には、下記のように書いてあります。 (引用はじめ) 購入後2か月以内なら無料修正します もし作ったメガネの見え方に違和感を感じたら、 購入後2か月以内ならば、眼科さまの指示に 従って無料で再びお作りいたします。 必ず新しい処方箋をお持ちください。 (引用はじめ) 貴殿のHPでの書き込みの内容からしまして、 貴殿はSS級認定眼鏡士として、メガネの加工や フィッティングだけではなく、検眼(眼鏡製作度数の 選定のための測定)にも自信をお持ちのことと思います。 であるのに、貴殿は、自分の眼鏡処方の技術レベルは 眼科のそれよりも劣っていると考えておられる のでしょうか。(質問1) 上記質問への回答が「イエス」であるとすれば、 貴店の近隣の眼科は貴殿に比べて眼鏡処方レベルに おいてどんな点で優っているのでしょうか。(質問2) 質問1への回答が「イエス」であれば、なぜ初めから 眼科処方により眼鏡を作製するように なさらないのでしょうか。(質問3) そうではなく、もし、質問1の回答が 「実は劣っているとは考えてはいない」 であるとすれば、ではなぜ、自店調製メガネで 見え方が不具合の訴えがあった場合に、 自店で再度調べてみてよりよく見えそうな メガネができるようなら、無料でレンズを入れ替える、 というふうになさらないのでしょうか。(質問4) 貴店の場合、自店で処方調製したメガネの見え方の 不具合を数日後に電話で聞いた場合に、「ではまず当店へ おこしください」ではなく、「それではどこかの眼科へ行って 処方箋をもらってください」という応答になるのですね。(質問5) そういう事情で眼科処方の度数に入れかえた、ということは、 実際に年間に何例くらいあるのでしょうか。(質問6) その場合の結果として、眼科処方の通りに作ったら うまくいった、ということがけっこうあるのでしょうか。 (質問7) それとも、もしかして貴殿の思惑は 「自分の測定処方でうまくいかない人であれば、 それを眼科処方の度数に入れかえてみても、 うまくいくはずがない。 だから眼科へ行ってメガネを調べてもらって 『これでよいはず』という意見を眼科で 言ってもらってあきらめてもらうのだ」ということ なのであれば、その思惑も分からぬではないのですが、 その思惑がはずれて、もし眼科が別の度数の処方箋を 書いたとして、貴殿がその度数を見て 「こんな変更でこの人の不具合の訴えが解決 するはずがない」と思っても、 その度数に入れ替えるのですか。(質問8) |
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