大阪市生野区・メガネのホシノ様 星野龍一様


大阪市生野区・メガネのホシノ様 星野龍一様
2015.1.12 眼鏡公正広告協会 岡本隆博

貴店の宣伝ネットサイトを拝見して、
疑問に感じたことをお尋ねします。

質問1
http://www.ixon.org/(2015.1.12現在)
このトップページの貴店の店名の前に
「眼科指定」を強調してありますが、
貴店を「指定」している眼科というのは、
どこの何という眼科なのでしょうか。
(まさか、それをすべて書ききれないくらい多くの眼科が
貴店を「指定」しているということではないですよね)

質問2
その場合の「指定」とはどういう意味でしょうか。
「この店以外では、この処方箋で作るメガネは
上手に作るのは無理だから、必ずこの店で
作りなさい」と医師が患者さんに強く
めがね購入店を指示なさる、というのであれば、
わからぬでもないのですが、
特殊な度数のものではない、ごく普通の度数の
処方箋を発行した場合でも、その眼科は貴店を
「指定」なさるのでしょうか。

質問3
貴店では「眼科指定の医療メガネ」というキャッチフレーズを
使っておられますが、
「医療メガネ」とはどういうメガネであり、そうでない
メガネとの違いはどこにあるのでしょうか。

質問4
http://www.ixon.org/%E5%BD%93%E5%BA%97%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.html
(2015.1.12現在)

上記のページに貴殿が日本眼鏡学会の会員であることが、
会員証を写真で示して大きく謳われています。
しかし、同学会の会誌『眼鏡学ジャーナル誌』に所載の
「細則第四条」には下記の文言があります。
(引用はじめ)
第四条 名称の使用制限
 「会員」の名称は営業活動、特に宣伝物
(新聞TVコマーシャル、チラシ、看板等)
に使用してはならない。
(引用おわり)
貴殿はこの規則をご存じないのでしょうか。

質問5
 http://www.ixon.org/%e3%83%87%e3%82%b6%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%81%af%e3%83%bb%e3%83%bb%e3%83%bb.html
      (2015.1.12現在)
     
このページで貴殿はフレームデザインの重要性を
語っておられますが、デザインというのは、単なる
スタイルとは違って、寸法設計まで含めたものですよね。
それで、ここに写真で示されている人のPD(おそらく70mm前後)と
フレームPD(おそらく62mm前後)は、極めて不釣合いであり、
フレームPDよりもPDのほうが1割以上も広い状態であり、
この枠の玉型寸法がもともと狭い(おそらく37mm程度)こともあり、
耳側のフレーム視野がかなり不足している状態です。
しかも、この場合、強度のベイスインプリズムが入るのですから、
フレームの鼻幅はもっと長いもののほうが、レンズの鼻側の
厚みが減って好都合なわけです。
PDとフレームPDの関係において、
こういう不適切な例を、なぜここに、模範例のように
示されたのでしょうか。

質問6
貴殿のサイトにおける眼鏡調製の紹介例では、
マイナスやプラス度が強度である、
あるいはプリズムが強度である、ということから
玉型サイズが小さいフレームで製作したという
事例が多く載っています。
それはよいのですが、玉型サイズが小さくなればなるほど、
鼻幅のバリエーションが必要です。
そうでないと、上記質問5のページの写真のような
ことになってしまうわけです。
当店(メガネのアイトピア)では、玉型サイズが42mm以下の
「レンズが薄く軽くなる」枠において、
鼻幅では、14mmから36mmまでのもので、
500アイテムを超える(色違いのものもアイテム数に
入れた場合)フレームを品揃えしておりますが、
貴店では、そのサイズのものをどのくらい在庫して
おられるのでしょうか。


質問7
http://ixon.org/newpage20.htm(2015.1.12現在)
において


(引用はじめ)
《賢いメガネの買い方:簡単な事です。
メガネ店に行く前に、先ず眼科に行く事です。
これは、専門知識だけでなく強い法的背景を味方にし、
メガネ店の保証でなく、
後で本物の強力な保証になります。》
……中略……
目に異常が無ければ、目の中の調節を司る筋肉などに負担の無い安全な度数が処方されます。
(引用おわり)


このように、貴殿は、眼科で眼鏡処方箋をもらうことを
たいへん重要視されています。
にもかかわらず、貴店のHPには、ご自身による
難しい眼鏡処方の事例がたくさん掲載されています。
これらの眼鏡処方は、眼科で貴殿がなさったものなのか、
それとも、店で貴殿がなさったものなのか、どちらなのでしょうか。

質問8
上記の質問7で引用した箇所のあとに、

(引用はじめ)
もし不良なメガネを作ったメガネ店には、あなたは眼科を背景とした
強力な法律を味方に出来ます。処方箋は、公文書です。 
みだりに度数を変更したり出来ないものです。 
違反すると処罰されます。
(引用おわり)


としてありますが、

8−1
処方箋が公文書、というのが私には理解できません。
なぜそうなのか、その理由を教えてください。
 
* 特定のメガネ屋の名前や地図などが書いてあっても、
   やはり公文書なんですかね。(^^)


8−2
処方箋の度数の通りには作らなかったメガネで、お客さんが、
処方箋の度数よりも具合が良いとおっしゃっている場合でも、
処方箋の度数変更で作ったら「処罰」されるのですか。
されるとしたら、どんな法律により、どのように処罰されるのでしょうか。



質問9
上記の質問1でリンクをかけたページに、

(引用はじめ)
眼科医への診察を最重要と考え、
早期発見・早期治療を推奨いたします。
(引用おわり)(2015.1.12現在)


としてありますのが、貴店ではこれを実行するために、
眼科へ行かずに来店されたお客様に対しては
下記のうちのどの対応をしておられるのでしょうか。

A(  )必ず先に眼科へ行ってもらうようにしている。
   自分は医師ではないから、疾患の有無を確実に
   診断(判別)するというのは無理だから。

B(  )自分は医師ではないが、眼疾患の有無などは確実に
   診断(判別)できるので、自分が診て、眼科へ行く必要は
   ないと判断した人については、自店で測定処方をする。
   もしもあとで自分が眼疾患などを見逃したと判明すれば
   自分は相応の責任を取るつもりである。

C(  )自店での眼鏡処方のための測定において、眼科へ行って
    もらうのがよいと思った人については眼科へ行ってもらうが、
    眼疾患などの見逃しが絶対にないとはいえない。
    見逃しの可能性については、必ずお客さんに告げている。

D(  )おおむねCであるが、見逃しの可能性については
    特にお客様に告げていない。

質問10
上記の質問9への回答がAなのであれば、

10−1
眼科での診察の結果、すぐに治療をすべき疾患はない
という答えになる人は、およそ何割くらいになるのでしょうか。

10−2
Aの経緯で貴店の近くにある眼科へお客さんが行った場合に、
その眼科で貴殿または別の人がなした眼鏡処方
でメガネを作ることが多いのでしょうか。
それとも、眼科では眼鏡処方はせずに貴店で貴殿が眼鏡処方を
するのでしょうか。


------------------------------

こちらもごらんください↓

眼科で眼鏡処方をする眼鏡技術者
http://www.ggm.jp/ugs/150113111.html



こちらにも星野氏への質問があります。
http://www.ggm.jp/ugs/q/1309032.html
ユーザー本意の眼鏡処方を推進する会
(http://www.ggm.jp/ugs/index.htm)より
http://www.ggm.jp/gkkk/question/hoshino.html

トップページ
に戻る