群馬県桐生市・メガネのヒルマ御中
蛭間康充様


群馬県桐生市・メガネのヒルマ御中 蛭間康充様
          
                            2014.9.22  岡本隆博

貴店のネットサイト
http://nttbj.itp.ne.jp/0277522328/index.html
(2014.9.22現在)
を拝見して、疑問に感じたことをお尋ねいたします。

質問1
貴店には、単焦点のめがねセットが、《一式5000円より》
あるとのことですが、一式5000円で購入できるメガネは
何本くらい用意しておられるのでしょうか。

質問2
遠近両用レンズ付きセットが《一式13800円より》
あるとのことですが、13800円で購入できる枠は
何本くらいあるのでしょうか。

質問3
全視界メガネレンズつきセットが《28800円より》
あるとのことですが、28800円で購入できるものは
何本くらいあるのでしょうか。

質問4
全視界メガネのパッドは、それをメガネにつけると
パッドの表面どうしが横に幅をとるので、
鼻幅が広い枠でないとうまくいくません。
すなわち、普通の16〜18mm程度の鼻幅の枠に
全視界のパッドをつけると、表面の左右間隔が狭くなり、
鼻根がよほど狭くて低い人でない限り
頂間距離が長くなり過ぎてしまうわけです。
ここに紹介の全視界メガネセットの枠は、
遠近両用メガネセットの枠とは違うものを
揃えておられるのだとは思いますが、
それらはみな鼻幅が20mm以上の広いものなのでしょうか。

 【参考】 全視界パッドと同様の機能と似た寸法を持つ
      遠近Vパッド(ハセガワビコー製)をつけて使うために、
      鼻幅を20mmとして、クリングスの
      ロー付け部の間隔を24mmにし、
      玉型の天地サイズを自由に変更できる
      枠が、これです。
        ↓
       http://www.optene.net/ernest.html

質問5
全視界メガネのパッドは、上下に動くので、
それをつける枠の玉型の天地幅は、
通常の遠近累進に必要とされる寸法よりも
さらに深い長さを必要とします。
貴店で一式で28800円「より」買える、
何種類かの全視界メガネセットの枠における、
その玉型の最低限度の天地サイズは
何ミリとしておられるのでしょうか。

質問6
貴店は全視界の遠近両用に力を入れておられるようですが、
セット品以外の枠で、
クリングスのロー付け部の間隔が22mm以上あって、
しかも玉型の縦寸が十分に深い、「全視界向きの枠」を、
貴店では、男性用、女性用、それぞれ
何本くらい用意しておられるのでしょうか。

質問7
私は以前に「全視界」という名称について、下記のような
私見を公表しました。
これに対する貴殿のご意見を賜れば幸いです。

http://www.ggm.jp/gkkk/question/washin.html

質問8
貴店のお客様で「全視界」という名前の意味を誤解して
来店されたかたはおられなかったでしょうか。

質問9
セットメガネが5000円より、
という価格表示は「から価格」と言って
フェアーとは言いがたいものだと私は思っています。
下記の記事をご覧ください。
http://www.optnet.org/namanokoe/karakakaku.html
この私の意見について貴殿はどう思われるでしょうか。

質問10
貴店に、あるお客様が来店され、
5000円セットの中のフレームをお選びになり、
「これでメガネを作ってほしい」とおっしゃいました。
その場合でも、SSS級の認定眼鏡士が真剣に丁寧に検眼をして
入念にフィッティングをして、正確なレンズ加工をして、
できあがったメガネをお渡ししてからも
アフターケアーをきちんとするのですね。
その場合、オプトメトリストであり、
SSS級認定眼鏡士でもある技術者の
自負心やプライドは傷つかないのでしょうか。

A(  )プライドは傷つかない
B(  )傷つけながらも辛抱して手抜きせずに
     自分の持つ技術を最高に発揮する。
C(  )超低価格のものには時間をかけずにすませる。
D(  )上記のBもCも気がすすまないので、
     超低価格のメガネは極力売らないようにしている。

質問11
最高クラスの眼鏡士である貴殿に
小論文の執筆を求めてみましょう。
「超強度の乱視を眼鏡で矯正する場合に、
測定処方において、
枠選びにおいて、レンズ選びにおいて、
そしてフィッティンにおいて、
どういうことに留意をすべきであるか。
1000字前後で論ぜよ」

 * この模範(?)解答が、下記の会の
   MLメールにあります。

   眼鏡技術倶楽部 http://www.msopt.jp/mtcb/top.html

 (もし貴殿も、この会にお入りになりたければ、その旨
 お申し込みください。会費は無料です)

質問12
眼鏡「士」も武士のはしくれです。
武士は食わねど高楊枝・・・・ですよね。
収入のためなら、なりふりかまわぬ・・・
というのは、武士のするべきことではないでしょう。

武士の商法、では儲からない。
とにかく儲けなくては!とばかりに
メガネの通販に手を染める認定眼鏡士がいます。
そして協会は、傘下の眼鏡士の通販を禁じながらも
通販をする眼鏡士が判明したときに、見て見ぬふりなのです。
http://eyetopia.biz/tuhan/1402151.html
http://eyetopia.biz/tuhan/
貴殿は、協会のこの姿勢について、
最高クラスの認定眼鏡士として
どう思われますでしょうか。


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